厚生労働省は21日、2040年を見据えて標準化されていない高度ながん医療の提供などは「集約化」を検討する一方、がん予防などは引き続き「均てん化」を進める案を有識者検討会に示した。検討会では6月ごろ議論の取りまとめを行い、同省ではそれを踏まえて集約化と均てん化の考え方を都道府県に夏ごろ通知する。【松村秀士】
この日の「がん診療提供体制のあり方に関する検討会」で、厚労省は医療技術と医療ニーズの2つの観点から集約化に取り組む医療の考え方を提案した。医療技術の観点では、
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